現場での施工が必要なバックパネル
東京近郊で木工パネルの施工をしております東真です。
今回もバックパネルの施工のご依頼をいただきましたのでご紹介いたします。
今回の施工
今回は有楽町駅近くにあります、ザ・ペニンシュラ東京で行われました、授賞式イベントにて使用されるバックパネルのご依頼でした。バックパネルは木工パネルを使用し、大きさはクライアントから3000mm×3600mmにてご指定をいただき、デザインも入稿していただきました。このイベントでは60歳を超えても方々で活躍されている著名人や一般の方々を表彰するイベントという趣旨なので、バックパネルのデザインにも華やかさにこだわりを発揮したいというクライアントの意向が伝わってくるデザインを入稿していただきました。
現場での貼り付けが必要なケース
今回のデザインは写真をご覧いただけるとお分かりいただけるように、
バックパネルの上部にあります、イベントタイトルの背景はカーテンを模したグラデーションデザインが施されており、その下にはスポンサー企業様のロゴが市松模様で並べられているデザインです。
木工パネルの場合、市松模様のみのデザインであれば予め弊社の工場でそのまま貼り付けし会場まで搬入します。しかし、バックパネルの横幅全てを必要とするデザインの場合は現場での貼り付けが必要になります。
というのも今回の施工を例にすると、横幅900mmのパネル4枚を現場で組み立てておりますが、パネルとパネルの間はどうしても継ぎ目ができ、全面をフルに使ったデザインは仕上がりを見ると、どうしても継ぎ目が目立ってしまい、そこを隠す処置を施さなければなりません。この処置によってある程度はきれいに見せることはできますが、クオリティが重要になるバックパネルですと、クライアントが満足いく仕上がりにはなりません。
その為、全面をフルに使ったデザインを綺麗な仕上がりにする為には、4枚に渡るフルワイドの印刷物を現場で施工する必要があります。この様な施工は組み立てた後に現場で貼り込みをする為、そもそもつなぎ目というものが存在せず綺麗に仕上げることができます。
このほかにも、全面に水張りという技法を用いれば表面に凹凸なく、きれいに仕上げることができます。
担当者様のご負担を減らす
ホテルで施工を行う際には、担当者様には様々な書類の提出を求められます。
例えば弊社がバックパネルの施工をする場合には車両許可証などいくつかの書類の提出を担当者様に求められます。しかも、車両許可証であれば、担当者がご自身のサインと併せて施工会社のサインの両方を記入した上でホテルへ提出しなければならず、書類の提出に時間を取られてしまいます。
ただ、弊社は50年以上に渡る施工実績がありホテル関係の方々から、幸いにもご信頼を頂いておりますので、この様な書類をクライアントから受け取り、そのまま弊社がホテルへ書類提出をさせていただいております。これにより、担当者様のご負担を減らすことが可能になります。
東真は担当者様のご負担を減らすべく、デザインやバックパネルの大きさ、仕上がりに至るまでご提案しております。
もし、忙しすぎてバックパネルまで手が回らないという担当者様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、東真までご連絡下さい。