ブログ

記者会見バックパネルの印刷は色を合わせることが重要

こんにちは。東京近郊で、記者会見で使用されるバックパネルなどの施工を承っております、記者会見バックパネル東京です。弊社では、東京都を拠点に業界で最も安い価格&短納期でイベント用のバックパネル等を製作、施工しております。

今回は、バックパネルの色にスポットを当てて、弊社の技術やご注文いただいた際に行うことなどについて説明していきたいと思います。

記者会見のバックパネル印刷にはターポリンや経師紙が使用されている

記者会見などに使用されるバックパネルには、おもにターポリンと経師紙(きょうじがみ)と呼ばれる素材がほとんどです。経師紙は、水糊を使用して壁に貼る、いわゆる壁紙で展示会やイベント会場のブースに使われることの多い素材です。

一方、ターポリンとは、ポリエステル製の布を軟らかい合成樹脂で挟んだビニー ル素材の生地で、一般的には小学校の運動会などで張られているテントの天幕の素材をイメージしていただければ分かりやすいかと思います。

ターポリンは1枚物で貼り込みができるというメリットがあります。経師紙は、たとえばオリンピックの市松模様のようなバックパネルをキレイに仕上げるのには有効ですが、大型のパネルの場合はターポリンのほうがキレイに仕上げることが可能です。

お客様からは、よく「ターポリンはビニールのような素材に印刷されているから、テカってハレーションを起こしたりするんじゃないの?」と聞かれることがあります。弊社では、ターポリン素材にマット系のつや消しインクで印刷いたしますので、テカリによるハレーションは最小限に抑えることができます。

なお、このマット系インクによる印刷は、追加費用なしで通常行っているものとなっています。基本的にターポリンも経師紙も、印刷は同じプロッタで行っています。

記者会見のバックパネル印刷を請け負う他社では、印刷機械を分けているところもあるようですが、弊社では印刷する素材によって使い分けてはいません。ターポリンと経師紙で印刷の仕上がりについては、一般の方にはほとんど見分けがつかないと思います。

私たち、プロの目から見ればターポリンのほうが経師紙より、わずかに発色がキレイかなといった印象です。

パソコンモニターで見ている色は、実はそれぞれ異なっている

記者会見のバックパネルで、おもに使用されるターポリンへの印刷には、パソコン上で作成されたデータを出力するといった作業が行われます。

基本的に、ターポリンへの印刷はCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色で行われます。この4色は「プロセスカラー」と呼ばれ、これらの濃淡で色を再現するのがカラー印刷の仕組みです。一般的な印刷物は、このCMYKによって出力されています。

ところが、テレビやネット配信の場合はRGB(レッド・グリーン・ブルー)の3色変換が行われています。ここが、まずお客様のイメージしている色味と、実際に出力された色味が変化する要因になっています。弊社では、記者会見などのバックパネルで使われる出力物は印刷機で行っています。

つまり、CMYKで出力しているのですが、お客様の中にはRGBで作成したデータをお送りいただくことがあります。こちらでCYMKからRGBに変換することは可能ですが、色味は大きく変化してしまいます。特に赤の色は、彩度などが大きく変わってしまうので、記者会見のバックパネル印刷では注意しなければならないところです。

不思議なもので、青や緑や黄色などはCMYKからRGBに変換しても、さほど気にはならないのですが、赤だけは色味の違いが気になるという方が多いのです。

また、出力する印刷機のメーカーによっても色味は異なります。たとえば、お客様がゼロックスで色見本を出力してデータをお送りいただいても、受け手側がゼロックスで出力したら色味がまったく異なるということもあります。

さらに、パソコンで見ているデータの色味が、お客様側と弊社とで異なる場合があります。モニターによって、色の再現力やモニターの設定がさまざまなので、見ている色が実は異なっているのです。

弊社では、こうした色味が違うといったトラブルを避けるため、サンプルを有料でお出しすることを推奨しています。色味を確実に合わせたい場合は、イメージに近い色の印刷物などをデータと一緒にお送りいただき、弊社がそれを見ながら色の調整を行うといったプロセスが重要となるからです。データの色味は、見ている方の環境によって全部違うといっても過言ではありません。

記者会見パネルのデータを制作したデザイナー、クライアントの担当者、出力業者の担当、実際に出力を行うオペレーターと、それぞれが違う色味のデータを見ているのです。

そして、同じモデルの印刷機で出力しても、微妙に色味が異なることがよくあります。そのため、弊社では出力サンプルを取ることを推奨しています。特に色味にこだわる場合、出力サンプルは必須です。

たとえば料理写真などを見せたい場合、美味しく見えるかどうかが重要になるので、必ず事前に色味を合わせることで、お客様も弊社も安心できます。このように記者会見のバックパネル印刷は、デジタル化が進んだ今でも、色味を合わせる作業に関してはアナログな面があるのです。

記者会見バックパネル東京は看板製作50年の実績

弊社・記者会見バックパネル東京は、看板制作一筋で50年の歴史がある会社です。

お客様のご要望に沿うバックパネルの出力には、経験豊富な専属の担当者がお問い合わせから制作、設置までご対応させていただきます。データも専属の担当者が管理するため、同じデータを使用する場合には、毎回データ入稿する必要がないという点も弊社サービスの強みです。

さらに記者会見など、あらゆるイベント施工に関わってきた歴史を持ち、多くのリピーター様に支えていただいております。そのため、業界最安値にてサービスのご提供が可能となっております。

記者会見のバックパネルでお悩みの方は、お気軽に記者会見バックパネル東京までお問い合わせください!

バックパネルを問い合わせる

お電話はコチラ

メールでのお問い合わせはコチラ