バックパネル施工の流れ

1.パネルを並べる

使用するパネルを並べます。
パネルは実際に使用するサイズのまま運搬してしまうと、搬入でエレベーターに乗せるには大きすぎるため、部材を分割して運搬します。

パネルを並べる

2.ビスや釘でパネルを接続する

パネルを並べたらビスや釘でパネル同士を接続します。
パネルの高さが合わないとズレてしまったりするので、ズレないように垂木を定規のように当てることもあります。

ビスや釘でパネルを接続する

3.垂木を打ち込む

ビスの接続だけでは立てた時にパネルが不安定で曲がってしまうので、垂木を上辺と底辺に打ち込みパネルを固定します。中央に打ち込むこともあります。(高さのあるパネルの場合)

垂木を打ち込む

4.ツマをつける

ツマを横に立てます。
直接パネルに打ち込んだ後、筋小割(パネルとツマを接続するように斜めに入れる)を打ち込み、つまが崩れないようにします。

ツマをつける

5.立てる

パネルを立てます。(人力)。慎重を期す作業です。1人が底辺を抑え、もう二人が左右から持ち上げます。

立てる

6.パネル面の施工

施工方法は主に3つあります。

1.現場経師(現場で職人が貼り込む方法)

または、元々経師しておく(施工時間が無い場合は予め工場で経師しておいて、現場で組み立てるだけにしておく)。

2.ターポリンの貼り込み(現場で貼り込む)

7.目地の貼り込み

つなぎ合わせただけではパネル同士のつなぎ目に線が入ってしまうので、そこを隠すように目地を貼り込みます。

目地の貼り込み

8.裏面に暗幕設置

パネルの裏面の木材を見られたくないというご要望があれば、裏面に暗幕を設置して隠すことも可能です。

裏面に暗幕設置