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こんなデータには注意を~データ入稿で気を付けていただきたいこと~

都内近郊でイベントの企画、運勢、スタッフ派遣、施工をトータルで承っております東真です。

弊社ではバックパネルの製作はデザイン入稿をしていただき、基本的にはそのまま印刷させていただいておりますが、念のためこちらでもデザインデータを確認し、修正が必要な箇所はその都度、クライアント様にお伝えさせていただいております。
それは、クライアント様にとって「思っていたのと違う」という製作物をご提供したくないためです。
そこで今回は弊社がクライアント様に対してどの様な修正をお願いしているのか、よくあるご修正内容をpick upしご紹介させていただきます。

ロゴの解像度について

まず初めにロゴの解像度については、バックパネルの依頼に慣れている会社様であればその点は重々承知されているかと思いますが、初めてバックパネルのご依頼を検討されている方はぜひ知っておいていただきたい内容です。

そもそもバックパネルとは商品や企業名を認知していただくものでもありますので、商品であれば「商品ロゴ」や企業様であれば「企業ロゴ」を印刷するのがスタンダードなデザインです。もちろん、それらのロゴはトレードマークであるため、きれいに印刷したいところです。

基本的に弊社のバックパネルの印刷はデータファイルを元に印刷をしますが、そのファイルの解像度が高ければ高いほどきれいに仕上がり、逆に解像度が低ければ低いほど荒く仕上がります。

そのため、できる限り弊社からはお客様に対し、より解像度の高いデータを入稿していただく様に依頼をしており、仮に印刷した際に荒く出てしまうような解像度の低いデザインに関しては、お客様に解像度の高いデータを手配していただく様にこちらからお願いをしております。

しかし、時折このお願いをした際にクライアント様から「WEBサイトから取ってください」などと言われることが多く、中々スムーズに解像度の高いデータを入稿していただけないクライアント様も多くいらっしゃいます。
特にWEBにあるロゴは、読み込み速度を上げるために解像度をあえて落としていますので、バックパネルで使用するには程遠い解像度なのです。
よりきれいな印刷をするためにも是非、解像度の高いデータを入稿して下さい。

パソコン画面と印刷では色が変わります

パソコンの画面と実際の印刷されたバックパネルとでは色が若干異なることはご存知でしょうか。実はパソコンそれぞれによって見えている色も若干変わってくるのですが、印刷されたものを見ると大きく異なることが分かります。

この原因は色の出力方法によって変わり、大まかにRGBとCMYKの2種類の出力方法があります。
パソコンでは主にRGBが使われていますが、印刷機はCMYKで出力しますので、その互換が上手くいかないため「印刷した際に思っていた色と違う」ということが発生します。

この様なトラブルを避けるために、データの色をCMYK表示に変更していただきます。
データそのものの色をCMYKに変えることで大幅なズレを回避します。
ただ多少、印刷された色が変わるということはありますので、それでも不安を抱える方のために、弊社では色見本をクライアント様にご提示することも可能です。
実際に印刷されたものを見ることによって安心できますし、弊社とクライアント様の中でもしっかりとした共有ができます。

しかしながら、この方法は製作の関係上、期間をいただけないと色見本をご提示できないため、お急ぎの方にはご提示できません。
そのため、できる限り余裕をもってデータ入稿をしていただけますと幸いです。

いかがでしょうか。
バックパネルの製作にはデータから実際の印刷物に落とすため、データの解像度や色味によって「思っていたのと違う」ということが発生します。
この様なことにならないように、弊社ではクライアント様からいただいた、データをしっかりと確認し、満足していただけるバックパネルを製作するために尽力しております。
もし、バックパネルの製作に関して不安な点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。