バックパネルは防炎加工済み
こんにちは、記者会見バックパネル東京です。
これから冬になると乾燥し、火事が起こりやすくなります。
一般家庭での火事も恐ろしいですが、イベント中に何らかのトラブルで火事に出くわす…なんてことがあるかも…。
バックパネルは木工の場合が多いですが、素材が木だと燃えやすいのでは?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
何かあってからでは何事も遅いですよね、そんな万が一の時にちゃんと備えてあるバックパネルを利用するのが1番です。
そこで今回は、万が一火事などに出くわした場合バックパネルは対策を行なっているのか?についてお話させていただこうと思います。
少しでもトラブルに備えたいと思っている方や不安を抱いているかたは、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
そもそもバックパネルの防炎加工ってどんなもの?
木工バックパネルはその名の通り、木でできています。
そのため、火は大敵…。
ですが万が一、火事があってもバックパネルの多くには防炎加工がされています。
防炎加工といっても素材が木ですし、どういう加工をしているかのか気になりますよね。
そこでメーカーに確認をしましたところ、ベニヤ板など表面に防炎スプレーを吹き付けをすることにより、燃えにくくしているとのこと。
素材が木なだけに完全に燃えないようにすることは難しく、防炎加工をすることで火がでるまでに時間がかかるようにし、煙が出ている程度の内に消火活動と退避をすることが目的だそうです。
昔はイベントの会場やお客さまからのご希望や依頼によって防炎加工をするしない選べたのですが、今では対策が厳しくなり防炎加工はほぼ必須になりました。
ちなみに防炎加工をしていることを証明するために必ず裏面に「防炎加工」の文字がいれてあったり「防炎加工済みのシール」が貼られています。
バックパネルの防炎加工がほぼ必須になったきっかけとは?
昔と比べて、バックパネルをはじめ防炎加工や火災への対策が強化されました。
いつ頃から厳しくなったかというと2016年に明治神宮外苑で行われたイベントで起こった事故がきっかけではと言われております。
木製のジャングルジムが照明の熱で発火し火事に繋がったと言われており、逃げ遅れたお子さんが亡くなるという非常に痛ましい事故でした。(参考サイト)
この件を期に、一層防炎対策、火災対策というのが強化されたように思います。
実際に、会場やお客様からの依頼で行なっていたものが、国からの要請に変わりました。
記者会見バックパネル東京のバックパネルは防炎加工済み?
ここまでバックパネルにはどうやって防炎加工がされているのか、防炎加工が強化されたきっかけについてご紹介してきましたね。
弊社のバックパネルも例に漏れず、もちろん防炎加工済みの素材でお作りさせていただいております。
50年ほどバックパネルのお仕事をいただている中でバックパネルが燃える経験をしておりませんので、実際にはどのようになるかを目視したことはありません。
弊社では日々いろいろなホールや宴会場でバックパネルを製作しますが、最近できるホールなどは昔に比べて防火対策が厳しくなりより一層安全になっております。
先ほどもお伝えしたように、防炎加工はほぼ必須の条件になり記名されていない場合は会場に入れることができません。
ホールや宴会場のカーペットなどにも必ず会場の隅に3センチ程度の正方形の防炎シールが貼ってますよ、ぜひ探してみてください。
トラブルを発生させないためにやっていること
昨今では、火災以外にもバックパネルを設置する際の安全も強化されました。
というのも以前までは、ホテルやきちっとした雰囲気の会場の場合、屋外と同じくヘルメットをかぶって欲しくないという依頼主や会場のオーナーから声があったり屋内での施工時はヘルメット無しで施工するのが黙認されてる実情がありました。
ですが某会社で屋内の施工していた職人が、3〜4mほどの高さから落ち、半身不随になってしまったという事故が起こりました。
それからというものの、火災以外にも高所での作業に対する安全性の強化がされ屋内でも外の建設業と同じくヘルメットの着用を義務付けています。
最近はというと、会場オーナーや依頼主からの理解も進み着用していても外してほしいなどの要望はされなくなりました。
もし要望があっても、弊社では従業員を守るため安全第一を心がけ施工を行なっています。
まとめ
昨今のバックパネルはほぼ全て防炎加工が施されています。
弊社で提供するバックパネルも例に漏れず、しっかりと防炎加工を行なったうえでお客様にご提供させていただいております。
もし本当に防炎加工されているか確かめたい場合はこの2つを確認してみてください。
・バックパネル裏に「防炎加工」の文字が入っているか
・防炎加工を証明するシールが貼ってあるか
弊社では、火災はもちろん施工時の安全性にも配慮しバックパネルを提供しております。
ですのでしっかりと配慮されてそうなところに任せたい!と考えているお客様はぜひ一度弊社へお問い合わせください。